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クラファンをやってみた~個展「MUSE」に関する記録デンジャラス・デイズ③~

全10回に渡って、2017年11月24日に終了した個展「Muse~いのちのためのオムニバス~」開催の経緯と終了までをブログで投稿します。

ぼく自身が次の活動への資料と、今後の反省のために記録したブログです。

ぼくは切り絵アーティストとして活動していますが、同じように個展やグループ展などで作品発表をなさる方や、

アーティストの人ってどんな人間なんだろう??

と素朴な疑問を抱く方も、面白く読んで頂ければ幸いです!! 何か活動のお役に立ててもらえたらなお嬉しいです(^^♪

※若干未熟な発想や考え方に吹き出しそうになるところもあるかと思います。皆さんはそういう部分もふくめて、何かご自身の糧にしてください!!

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目次

第3話 クラファンをやってみた(全10話)

クリエポ(クリエイターEXPO)のことを知ったとき、申込み期日まで半年もなかったんです。

情けない話なんですがそのとき、108000円という金額を用意できそうにないという状況でして・・・。

東京での3日間の滞在費、ブース出展の往復配送料、旅費、それらを合わせてざっと計算してみました。本当に情けなかった。

しばらくの間、

出れたらいいなあ・・・そう思うことで終わっていました(笑)←なっさけない。いや終わらせていたんですね。

最初から分かっていたこととはいえ、勤め人をやめてアーティストとして生活していくのって大変・・・ということを身に染みて味わっていた頃でした・・・

そうして日々が過ぎてはゆくものの、ずっと頭のどこかで想いがありました、この商談イベントの舞台に出ることへの。

具体的に動けることと言えばその想いを人に話すこと、でした。それも、自分より何倍も頭良い人に。もしくは別の分野の人間に。要は自分にない発想くれる人でないと何も変わらないってことだけはわかってました。

ぼくは、ある人のもとを訪ねました。その人は、ぼくがサラリーマンを辞めて絵で食っていこうという時に色々な相談に乗ってくれた人でした。ぼくの人生を180度変えた人と言っても過言ではない人です。ぼくは、自分で決めた事の報告をすることはあっても、人に何かを相談することはあまりないのですが、選択肢すら思い付かない壁に当たると、その人の事が浮びまして。久しぶりに訪ねて、率直に相談しました。

「クリエポなるものに出展をしたい。けれどすぐに資金がない」そう告げると、この人はこう答えました。

「クラウドファンディングをやってみませんか」

ぼくは初めてその言葉を耳にしました。

くら…何? みたいなレベル。現在では聞き馴じみのある人も多く一般的ですがこれは2016年初頭の話。よくわからないまま、facebookで支援を募ってみることにしました。

その人の考えたことはこうでした。

八田さんの目標とする25万円は、クラウドファンディングとしては少額の規模。だから専用のサイトに載せて手数料を持っていかれるより、facebookを中心にお知らせした方が良い、ということ。直接のやり取りをすると。なるほど。

藁にもすがる、とはこのことで、とにかくぼくは毎日毎日、サイトを使わない「ひとりクラウドファンディング」と称して、思いを書きこんで協力を募りました。

よく分からないことに関しては、他人の言うまま素直にことをし続ける、というのは良くも悪くもぼくの性分で、そこには妙な計算とかが働かないのが長所、と思ってます(笑)。とにかく自分が飽きようと飽きまいと、毎日やるのが重要です。

とにかく粘り強く行動をする。結果、1週間を待たずに目標金額に達成しました!

ここまでこのブログを読んで、こう思う方もいらっしゃると思います。25万くらい、バイトでも何でもして稼げよ、と。その辺りのことに関しては、また別の機会で書こうと思います。(実際「乞食まがい」とかいろいろ言われました(笑)ちなみにぼくは乞食が悪い行いと思ってないので何ともないですが、おそらく悪口です)

ですがこの「デンジャラス・デイズ」の趣旨において、今回ぼくが強調したいことはこういうことなんです。

25万くらい、バイトでも何でもして稼げよ、と突っ込みを入れておかしくない話にも関わらず、何かをやろうとする人間にお金を投じてくれる・応援してくれる人が存在する、ということです。当然、様々な考え方がある中、色々なフィルターを通り越した上で、力になってくださる人々がいる。金銭的な支援以外にも、何かしらのエールを送って頂いたり、励ましの言葉をくれたり、多くの皆様から勇気を頂きました。

ぼくが逆の立場だったらどうだろう、と思う。皆さんのように、応援できるだろうかと問われると、ぼくは無関心だったのではなかろうかと。良い悪いの問題ではなく…

【補足】ここからはお若い、夢を追う人だけに伝えたいことです。

とにかく、このブログを読んでくださっている若い方で、何かをやろうとして虎視眈々と想いを募らせている方々に伝えたいのは・・・

バイトをして資金を作る、というのは「逃げ」ということです。

ちょっと乱暴なまとめ方で言葉にしましたが、もちろんあくまで補助的な措置としてバイトを組み込むのは必要な場合もあります。しかし、その選択肢に至るまでに何周も何周も、知恵を絞ってほしい。いきなり「よし、バイトしよう」という結論にならないでほしいと願っています。

たとえばミュージシャン目指す人は路上で歌ったり、流しみたいなことでお金をもらえないか、とか

アートを志す人ならポストカード作って売れないか街なかで似顔絵描いて稼げないか、とか。

自分の目指す分野のなかでできること、お金にできそうな案をいくつもいくつも、思いつく限り出して見る。ぼくが知らないだけで、これを読んでらっしゃる今はクラファンとかよりもっと最先端な資金を集める手段があるかもしれないですし。

それでも目標金額には手が届かない、というのであればそこで初めて、「期間を決めて何かバイトをしてみよう」というところへたどり着いてもいいと思います。とにかく人と違うことをしたくて頑張ってるんだから、そこも自分なりに工夫してやってみてください。絶対それは血となり骨となります!!

つづく

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