先日告知をいたしました
絵画教室カラフルキッズアートHACHIによる
「学校だけが居場所じゃない」コース開講。
不登校・集団生活になじめないこどもたちや大人のための絵画教室、としてお知らせいたしました。
外部からの介入なく、
絵を描くだけの時間、
自分に向き合う時間、
他者と触れ合う時間。
そういった空間・時間を過ごすことを、
日常の中にルーティンとして組み込むことで
心の安寧や精神的癒しをもたらせられればという願いで立ち上げたコースです。
詳細はこちら（アメブロに投稿してます）
↓
いろいろな反響やご意見などのリプライを頂きました。
本当にありがとうございました！
そして、実際に対象となる方々（つまり学校が嫌、集団になじめない、といった子供さんのいるご家庭・親御さんですね）
からのお問合せやご相談も頂き、しばしメールでのやり取りもさせていただきました。
そして、その中でいくつか気づかされたことがあり、このコースのフォーマットを改良せねばならないと感じました。
さっそく改良しますね。
ぼく自身は
「学校嫌い」
「いじめられっこ」
「集団生活不適合」
というレッテルを背中に貼り付けた元少年ではありました。
・・・しかし、しかしです。
up ahead,
ここからが大事なんですが、
そういう少年ではありましたが
そういう少年（少女）を子に持つ大人ではなく（独身です）、
その親御さんの気持ちや想いを知っていなかったことに気づかされました。
これは大きな違いですし、ぼくの大きな思い違いとも言えます。
ぼく、Hachi先生は2012年の絵画教室開講以来、たくさんの生徒たちと関わってまいりました。
ワークショップや幼保育園～高校、
地域のコミュニティーなどをふくめますと
ざっと1000人以上の子供・大人の生徒たち。
お絵描き・デッサン・切り絵、いろんな時間を共有しました。
生徒に色々いるように、
絵画講師にもいろいろな理想を持つ人たちがいます。
絵のスキルを上げさせたい講師、
コンクールで活躍させたい講師、
プロの道筋を立てさせたい講師、
様々です。
ぼくが絵画教室で導きたいのは
「その人自身を癒すためのアート」
その発見のお手伝いです。
そして、よりその分野を掘り下げたいと思い、
傷つきやすい人間のための特別な絵画教室
というものを実践しようと思って、このコースを立ち上げました。
しかし、必要なのは
特別な教室ではなかったようです。
それよりむしろ
自然でいられる空間（時間）
だったようです。
確かに・・・
早速、軌道修正。
そもそもこのぼくが行っている絵画教室そのものが
他の絵画教室とは異質なのであります。
生徒さん一人一人によって、絵画講師Hachiの接し方は違います。
だって・・・
みんな個性も感性も違うのですから・・・
教えない、
言わない、
ということで感じられる子。
世間話に花咲かせて、調子出せる子。
自分の世界を構築することで発揮できる子。
たまに、「まったくどいつもこいつも！！」
と思うくらいそれぞれ個性強いなあ、とは思いますよ。
ここへ集まって残ってくれてる生徒たちは。
そんな彼らですが・・・
大人も子供もいつかは教室を退出する日が来るのでしょうが、
絵や芸術はどこにいたっていつだって、
一人で時間を作って実践できるという素晴らしい行為です。
しかし講師Hachiは思うのです。
この創作という孤独な行為は、どこまで行っても孤独な行為です。
けれど、自分と同じように
「何かに没頭する」
「完成まで苦労する」
「上手くいったらウキウキする」
これらの感覚を味わう者同士の空間での時間は、新しい発見をいつも与えてくれます。
時には安心、
時には競争心、
時には平常心、
それらは旅先でスケッチブックを開いて写生するときの気分によく似ていると、いつも思います。
長々となりましたがいずれにせよ、
「学校だけが居場所じゃない」コース
という際立てた看板はいったん下ろします。
下ろしますが、ぜひともこの分野でのお悩みを持つ方々にはお気軽に教室をご利用頂きたいと思っています。
ですので、下ろします。
姫路市にあります絵画教室カラフルキッズアートHACHIにお越しになる方は、ぜひ色んな思いを教えてください。
つたない、ゆるやかな寄り添いではありますが講師Hachiがお待ちしております！
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