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1通のお便り。~さくらちゃんのお母さまより~

今日は教室に一番長く通ってくださっているさくらちゃんのお母さんから寄せられた声を、そのまま掲載します!

先日、

「生徒さんの声」として何かコメントを下さい!

と皆様にお願いしたところ、皆さん3~4行のコメントくださる中(こちらもそれぐらいのお言葉を期待していました♪)、

さくらちゃんのお母さんからとても長文の、温かい気持ちのこもった言葉をいただきましたので、そのままの文章でご紹介します。

以下さくらちゃんのお母さまからのお言葉です。

娘が3歳の時に入会させて頂きました。

「自由に思うままに描いていいのでは」

実際の色を理解した上で

「目が黒くなくたって、髪が好きな色だって、お花がレインボーだっていいのでは」と。

園で習う、皆で同じ色で正しく描く事も大切。

でも正しいを理解出来た上で好きに描いたら正しくなくても素敵なのではと。

 

そんな思いで先生の教室に入会しました。

 3歳 ぐずぐずになって抱っこして、お兄ちゃんお姉ちゃんの描いてる所を見てるだけの日もありました。

眠くて進まない日も。

汚れる事が怖くて何も出来ない日も。

 

一般的なよくない落ち着かない日であっても、いつも先生の

「大丈夫、いいよ」

の言葉で 娘の速度で歩んで来る事が出来ています。

教室の間座れるようになって。

挨拶が出来るようになって。

道具を大切に出来るようになって。

歳も性別もさまざまな人と時間を共有して。

人としての大切な事も学びながら。

楽しく。

思いのままに。

自由に。

思いのままに。

その中にも強制ではなく知識や技術を伝えてもらえる。

そんな空間であると感じています。

3歳で(教室に)出会い 今娘は10歳。

描く。切る。作る。折る。重ねる。触る。観る。聴く。考える。想う。真似る。

いろんな経験をしています。

手だって汚せるようになりました。

 “同じよう

正しく

合わす事が

少し苦手な娘にとって 好きな事を自由に “正解” が決められていない空間での作品作りの時間が大切なひとときになっていると。

大きくなるにつれて、

これをこういう風に表現したい。

と思うようになり、そしてどうすればよいかと先生にたずねてみる。

成長と共に知識や技術を知りたくなる。

そんな3歳の頃とは違った学びが今も続いています。

心が疲れやすい娘を、ひとりの個性として自然にしてくれる空間。

娘にとって、そっと羽を伸ばせる。伸ばしていいんだよ。

と受け入れてもらえていると自然と感じられる。

そんな空間なのではないでしょうか。

そして母である私にとっても。

さくらちゃんの最新作

 

ぼくの絵画講師としての自負は、おそらく生徒によってぼくの印象が違うだろう、ということです。

つまり「絵を描く型」や「教育の鋳型」を持って臨んでいない絵画講師なんです。生徒も当然いろいろで、描くスピードも違うわけですから、義務教育の学校生活のなかでは既定の時間通りに何かをする、ということが優先されても良いと思いますが、ここはぼくの大切な場所です。このアトリエは。だから来てくれてるひとりひとりにとってもそうあってほしいんです。

個性がそれぞれ違っても。

また、ぼくはあまりコンクールに向けてみんなに絵を描かせることはしないんですが、先日、ちょっと思うところがあり、あるコンクールにみんなで応募しました。

 

このさくらちゃん・・・

上位3位に見事選ばれました。(1~3の順位は付いてませんでした。時代ですね)

自分のことみたいに嬉しくて。さすがわが生徒!とばかりに、

これが「親バカ」ってやつかな・・・などと思いながら(笑)

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