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絵具のような言葉を君に。

ぼくは大人数で話したり、さわがしい場所が苦手です。
そういった傾向・性質を持つ人自体は珍しくないかと思います。

なぜ苦手なのか

その、ぼくの個人的な理由についてお話します。
たぶんこのブログではじめて打ち明けることです。

ぼくが人の言葉をキャッチするとき、さまざまな色になって見えるからです。いや、「頭に浮かんでくる」という方が正しいかもしれません。
もっと言うと、言葉だけではなく「音」自体が色のイメージとして出てくる。

しかも「リンゴ」と聞いたからといって「赤」が出てくるのではなく、

「リンゴ!!!」の言い方、「リンゴ♡」の言い方、声色・スピード、それぞれが感情の違いもふくめてさまざまなグラデーションで飛び込んでくるんです。
1対1で話している時もものすごい処理能力を発動しているわけです。それでも時々こちらの返事のスピードが遅れたりするとせっついたりこちらのそれ以後の発言をくみ取ってものをしゃべってくる人がいますが、そういった方も苦手です。

いくらきれいな絵具でも、どんどん足していくと黒に近づいていきます。

そんなイメージで、大勢の人々が発する言葉や音のあふれる場面にいると、どえらいことになります(笑)

ただ、ミュージシャンのライブ会場に集まる人々はみんな「愛にあふれた一体感」という整った聖域。ここでは100人だろうと1万人だろうと澄んだ状態でいられます。

ちなみに昔、絵の仕事の関係であるネットワークビジネスの会合(4000人!)の見学に行ったとき、いてもたってもおられず30分で会場を抜け出して吐いてました(笑)
その後、2~3日眠れず体調を崩し、マジでお祓いして頂きました。

そんなわけで、他人からすると選ぶ言葉や場所、そこでの人数など非常にセンシティブな人間あつかいされるのですが、ちょっとしたマイノリティなのかもしれません。はた目にそれと気づかれにくい性質ではあります。


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